2025年5月29日

暮らしのこと、日本の未来のことをいっしょに語り合う

投稿者: hi_sakamoto

先週末に、富山市と高岡市内で政治を語り合う集いが行われました。来る参院選では、物価高騰から国民の暮らしをどう守るかが問われるたたかいとなりますが、その最大の焦点・争点が消費税の減税になると思います。また、同様にコメ暴騰、トランプ関税への対応も問われます。

ウクライナ戦争、円安、そしてコメ不作などで物価高騰が加速し、国民の暮らしの困難の打開には消費税減税しかないという段階に至っていると思います。消費税を下げて良いかどうかではなく、【下げるなら何%か、一部非課税か、廃止か】という選択になっているのが、これまでの国政選挙との大きな違いです。

消費税36年の歴史が増税の歴史だったものが、いよいよ減税の歴史へ転換点になるのが今度の論戦になります。

日本共産党は緊急提案を発表していますが、消費税減税のための財源をゆきすぎた大企業への減税をやめ、大企業の力にふさわしく(※最下段の動画を参照)課税をすること、富裕層への適切な課税を行うこと、巨大な軍拡予算を止めることなどが基本になります。

参加されたみなさんからは、
●法人税を下げると企業が海外に逃げるのでは?
●トランプのようなとんでもない人物が選ばれるのが不思議だ
●なぜ自民党は社会保障を削って軍事費を増やそうとするのか?
●なぜ日本はアメリカにモノを言えないのか?
など、さまざまな意見や質問が寄せられました。
それに対する私の考えをお話ししながら、意見交換をしました。
今回のような「集い」の取り組みは、弁士からの一方的な話ではなく参加者それぞれの思いを語り、互いに聞き、疑問を出しながら一緒に考え合うという場です。お互いの声のトーンや表情、仕草など非言語のメッセージもやりとりし、「場の空気」のようなものも作られるなかで認識を深めていくプロセスです。
非常に面白いし、気持ちが通じあう場です。
今日、SNS・ネットでは、断片的・表面的な言説、感情に迫るワンフレーズの主張で、世論に影響を与え、実際の政治を激しく動かす時代になっています。だからこそ、対面での話し合いは大事なのだと思います。
高岡の女性の集いでは、「自民党政治を大本から変えるために力を合わせましょう」との呼びかけに、参加された一人の女性が日本共産党に入党されました。一緒に力を合わせて今度の参院選をたたかい、政治を変える突破口をひらきたいと思います。