2021年12月19日

気候危機を打開する日本共産党の2030戦略学習会

投稿者: hi_sakamoto

12月18日、藤野やすふみ前衆議院議員・党中央委員会製作委員会副責任者を講師に招き、富山市内で「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」を学ぶ学習会が行われました。

藤野さんが1時間にわたって講義をし、その後質疑応答となりました。
開会挨拶、講義、質疑応答の一部始終は、以下の動画をご覧ください。

私の開会挨拶大要は、以下の通りです。

さきの総選挙に向けて日本共産党の総選挙政策の第一弾として発表したものが、「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」です。気候危機は地球規模の人類史的課題です。今回の政策には多くの方からの反応が多くあり、特に若い方々からの反響が大きかったのが特徴です。選挙戦最終盤に射水市内で演説をしていますと、小学6年の男子生徒がずっと話をきいていまして、演説後配布された党のビラを指差して「CO2削減を2030年までに60%削減すると書いてあるけど本当にできるんですか」と質問されました。小学生がそんなことを質問してくるのかとびっくりしたのですが、よくよく考えてみると70年後、80年後、今は人生100年といいますから、今の10歳のお子さんにとって22世紀までこの気候危機のもとで生きていかなければならない世代なのです。目の前に迫ったこの危機をどう解決するかはまさに自分の問題として捉え、政治の姿勢を本気で問うているのだと感じました。だから、私たちは今の若い世代に、そしてこれから生まれる次の世代に、地球環境を守りしっかり手渡す責任があるのです。そして2030年はもうあと8年後、そこにむけて着実に課題を前進させ成果をあげなければならないという使命を背負っていることを痛感した選挙でした。来年は参院選、引き続き気候危機の問題をしっかり取り上げ、政策として実現していかなければならないと考えています。その際、この課題は、日本共産党だけ、政治だけでやれる話ではなく、考えの違いを超えて多くの人々が手を取り合って本気で取り組まなければならないと思います。その意味でも、日本共産党が今回大胆な政策を打ち出して問題提起することは、とても意義があると考えます。今日の講師の藤野保史さんは、この気候危機打開の政策立案に深く関わっており、また、原発を無くすために国会の中では最も多くの質問を行い、論戦をリードしてきました。原発問題、再生可能エネルギー問題では、第一人者の方です。