2025年2月4日
命の危険すらある失敗確実の大阪関西万博に、富山の子どもたちを行かせる?
子育て世代のお友達の方から連絡があり、学校からの案内文書に、大阪関西万博のチケットが無料で提供され、欲しい方には抽選で提供するというものだったがどう考えたら良いのか?との質問がありました。
大阪万博は失敗必至のイベントです。建設地がゴミ処分場として埋立地ですから大量のメタンガスが発生し、昨年春にはガス爆発を起こしています。その他にも危険な有毒ガスが発生しています。外来生物のヒアリの生息も確認されています。
(「しんぶん赤旗」でも大阪万博の危険性を報道しています。画像または→記事)
そもそもこの万博は、カジノ(統合型リゾート(IR))誘致のために強引にすすめられた計画でした。当時の安倍政権(安倍・菅)と大阪維新(橋下・松井・吉村)が協力しながら進めたもので、大阪や国民がもとめて行われているものではありません。関西財界も深く関わっています。
だいたい万博は半年で終わるイベントであり、残るのはそのために整備したインフラですが、そのインフラがIRのために引き継がれるというものですから、これは万博を隠れ蓑にしたIRを誘致する巨大な策略だということになります。
当万博のテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」というのですが、虚しい響きです。
富山県内の多くの中学校では、修学旅行先の多くが関西方面だと思います。いくつかの中学校では、大阪万博が修学旅行先になるとの報道もあり、非常に危惧するものです。
この問題について、トークで語っています。