市民団体の緊急行動、ロシアの侵略を許さない行動
4日正午、「ウクライナ侵略を許さない」緊急宣伝行動が呼びかけられ、私も参加してきました。
呼びかけは、原水爆禁止富山県協議会、安保廃棄富山県実行委員会。緊急の呼びかけにもかかわらず50余名が参加して口々に訴え、私も一言アピールをしました。
ロシアが他国の地域を勝手に「独立国」として承認したうえで、その「独立国」から要請を受けて平和のために軍隊を侵攻させたと説明しています。これは違法、無法な侵略行為です。
今ロシア・プーチン政権は、国際的に包囲されて窮地に陥っています。当のロシア国内でも50数箇所で先頭反対デモが起こり、7000人の方がすでに警察に拘束されていますが、それでも反対の声は止まりません。ウクライナ現地では市民が戦っており、世界各地で、日本各地でも反対の声が上がっています。
国連では特別緊急会合が開かれ、国連193カ国のうち97カ国が共同提案者となり、141カ国が賛成して、ロシア避難決議が採択されました。
日本では、国会でも圧倒的多数の賛成で、富山県議会では昨日全会一致で非難決議が上がりました。
追い詰められているのはプーチン大統領です。
ご通行中のみなさん、ぜひお手元のスマホから、戦争反対、ロシアは侵略をやめよの意思表示をぜひ示してください。
世界の世論を広げ、1日も早いロシア軍の撤退を勝ち取りましょう。
この事態に際して、日本国内では、今こそ憲法9条の出番のときだという声が上がっている一方で、憲法9条があっても横暴な国からの攻撃はとめられないではないかという反論も出ています。
しかし、戦争放棄条項を憲法に持つことで、戦争しようとする権力者を縛る力になっているのです。国家権力を縛る力であり、これこそ立憲主義というものです。
日本の憲法9条は、「外に向かって攻めない」という約束になるのです。これは、日本に対して他国が攻め入る口実を与えないという意味で、抑止力になることも紛れもない事実です。
戦争放棄条項をもつ国が、ただその条文を持つだけにとどまらず、世界に働きかけて「互いに攻めないようにしよう」、「話し合いで解決しよう」と、軍事対軍事の歯止めなのない対立に発展させないように努力することも欠かせないことです。
憲法9条のある国で、唯一の被爆国の国で、軍事力の増強や核兵器保有の検討などと主張する自民党や維新などは論外だと言わざるをえません。
そういう人たちが叫ぶ憲法改正も阻止しなければなりません。今度の参院選はそういうたたかいになります。憲法守り、平和な世界に貢献できる日本をめざして日本共産党は奮闘することを申し上げ挨拶とします。