オールとやま県民連合総会、パレードで挨拶
23日「オールとやま県民連合」の総会が行われ、私も参加してきました。記念講演は、菱山奈帆子さん。菱山さんのお父さんは南砺市のご出身ということもあり、富山県ゆかりの方です。数年前に一度、南砺市福光の温泉でお話を聞く会に参加させていただいて以来、ご縁があり3年前の富山県革新懇の講師としてお招きするなどとてもお世話になっている女性活動家です。現在、総がかり行動実行委員会の事務局長という重責を務められています。女性活動家などもの言う女性へ、ヘイトクライムが激しくなっていますが、菱山さんもそのターゲットにされています。しかし、物怖じしない毅然としたたたかいに、私たちが励まされています。
講演では、この間の改憲勢力の伸張のもと、憲法審査会で日本維新の会の足立議員の激しい共産党・赤嶺衆議院議員への攻撃を強めるなど、彼らが勢いづいている実態が紹介されました。改憲勢力が狙う軍備拡張路線、核共有などもってのほかであり、こうした策動を今こそみんなの力ではねのけようとよびかけ、元気をいただく講演でした。
講演後に行われた総会では、政党から日本共産党富山県委員会、社会民主党富山県連合の代表が挨拶。
挨拶にたった上田俊彦党県委員長は、この間のオールとやまが進めてきた市民と野党の共闘の取り組みが、政治を変える大道であり、昨年衆院3区での野党共闘が一つの成功事例だと紹介しました。また、この夏の参院選で野党統一候補の実現を目指す努力を続けてきているが、立憲民主党が協議に応じない状況で、わが党として坂本ひろしを候補として擁立したたかう決意をのべ、この間の経過をふまえ「日本共産党が前進してこそ野党共闘が発展する立場」で戦い抜く決意を述べました。
集会後、参加者みんなで富山駅前に向けてパレードを行い沿道へアピール。
富山駅前CiC前にて集会を行い、通行人にアピールしました。
私から、この間学生さんとのシールアンケート対話をして、多くの若者はウクライナ侵略の事態に心を痛めながら、「なぜこうしたことが起きるのか知りたい」、「何か行動したい」という学生が圧倒的であることを紹介し、今こそ多くの若者・市民に声をかけて、連帯を広げる時だと強調しました。