2022年3月7日
原発事故から11年目。戦争になれば原発こそ攻撃対象に
東日本震災・福島原発事故から11年目を迎えようとする3月5日、富山で「さようなら原発3・5富山集会」が開かれました。
2011年の事故以来、毎年、団体・党派の枠を超えた「原発なくそう」の意思を示す運動として、原発廃炉をめざした運動が継続されてきました。今年も集会が開かれ、原発廃棄を求める運動の到達点を確認し、今後のたたかいにむけた決意を固め合う場となりまいた。
集会では、主催者として土井由三元小杉町長が開会挨拶をされ、来賓として、立憲民主党岡崎県議、社民党・青木県連幹事長、そして日本共産党富山県委員会を代表して、私・坂本ひろしが挨拶をしました。
2月末から始まったロシア軍によるウクライナ侵略に多くの人々が憤る中、前日にウクライナ南東部のザポリージャ原発をロシア軍が攻撃し、手中に収めたというニュースが飛び込んできました。テレビやネットで、原発施設に弾丸が打ち込まれる様子が映し出され、だれもが目を疑った瞬間でした。もし原子炉に被害があれば・・・と危惧します。
こうした中で開かれ馬集会では、口々に「戦争になれば原発が標的になる」最も危ない施設だ。案線保障上も原発というのは一番危ないものだとかたられました。
以下は、集会にあたっての私の挨拶です。