県知事選は県政を変えるチャンス、安倍政治に決着をつけるのは総選挙。昨日は高岡、氷見の街頭から訴え
安倍首相が辞任を表明し、次の自民党総裁・首相はだれになるのか、メディアは連日の大騒ぎですが、ネット上では、「国政選挙や都知事選では候補者の公開討論会をろくにやらなかったのに、1政党である自民党の党首をえらぶだけで、テレビからは洪水のような報道とは何か!」と怒りの声もきかれます。国民の「安倍政治から切り替えてほしい」というのが多くの国民の願いなのだから、「安倍を継承する」と言っている3人の争いにどれほどの意味があるのかと思います。それをショーに祭り上げるマスメディアの堕落は、今に始まったことではありませんが。
菅氏が総裁に選ばれたわけですが、新味はなく期待感も高まることはないでしょう。だって、アベノミクスを継承する、憲法改正も安倍さんの方向でと言っているのですから、政治が変わるとは思えません。菅氏は、憲法破壊の安保法制強行でも、モリ・カケ・桜では隠蔽・改ざんの安倍政治を擁護する役割でも、安倍政治を推進してきた中心人物です。
昨日は高岡市内、氷見市内でマイクを握り訴えました。安倍政治の継承ではなく、安倍政治と決別して新しい政治をつくる、そのために野党が連合政権を展望できるような政策での一致と選挙協力を加速させ、日本共産党そのものがしっかりと前進・躍進することが大事だということを強調しました。
来たる総選挙、北陸信越で藤野保史衆議院議員の1議席を死守しながら、さらにもう1議席を増やし、たいらあやこ(新潟2区重複)さんも国会へ送り出し、小選挙区では私、坂本ひろしが国会へ駆け上がれるよう、全力を尽くします。
当面する富山県知事選は、自民が分裂し激しい戦いになっていますが、その戦いは、古い自民党の枠組みの中での争いでしかありません。石井氏、新田氏の政策をみても「成長」とか「デジタルトランスフォーメーション」(カタカナ使うな!)とか、「民間活力」とか、「超」効率的な自治体運営とか、従来の延長線上の政策ではないかと思います。「くらし」や「いのち」をどう守るか、生活をささえる社会保障をどう強めるのか、そのために県政はどういう役割を果たすのか、といった視点は見られません。
「いのち支える」県政をめざす、かわぶち映子さんは、富山のスーパーボランティアといわれる人で、困った人がいればすぐ駆けつける人です。
今年5月、コロナ感染のクラスターが発生した「富山リハビリテーションホーム」へ真っ先に駆けつけ、下着やマスク、タオルや飲料などを差し入れしたのが、かわぶち映子さんでした。即行動、とことん現場主義の川渕さんが県知事になれば、県民の痛みがわかる県政へ大きく踏み出すことがきると確信します。
かわぶち映子さんの活動は、「いのち支え合う富山県民の会」に詳しく紹介されています。
日本共産党富山県委員会は、この県知事選ではかわぶち映子さんの勝利のために、政党としての責任を果たすべく全力を挙げています。近日中には、全県各地で配布するビラも完成する予定です。