2024年1月5日

氷見市地震被害視察、県対策会議、党中央の災害対策本部会議

投稿者: hi_sakamoto

地震発生後、帰宅した私たちは地震情報をずっと追いかけていました。テレビでは輪島市で大規模な火災が発生し、消防の対応が追いつかない様子が映し出されました。犠牲者が出ないことを祈るばかりでしたが、消火活動が迅速に行われているようには見えませんでした。

私は日本共産党富山県委員会として、現場を確認するために上田俊彦県委員長らと連絡を取り合い、翌日(2日)現地調査をして情報を共有し、対応策を検討することにしました。党中央委員会では発災直後に立ち上げた「災害対策本部」として、被災県の党本部との緊急対策会議を開くことも決定したと連絡がありました。

翌2日、氷見市へ視察。氷見市の党支部の仲間が迎えてくれ、被災地を訪れることができました。氷見市内では住宅が傾いたり倒壊したりするなど大きな被害が見られ、液状化の跡も見受けられました。観光地である「番屋街」も被害を受け、駐車場が使用不能となりました。道路も盛り上がったり凹んだりし、自動車の通行も制限される状況でした。

私とは別に、小矢部市の親類宅に帰省していた笠井亮衆議院議員が、2日の朝から、各地でペットボトルの水を買い込んで、氷見市内へ緊急の調査に出かけておられました。

氷見市泉地内で笠井亮衆議院議員と池上昭雄党氷見支部長

この日の午後、党富山県委員会の緊急のzoom会議を開き、私が見てきたことや各地の党議員や組織がつかんでいる被害状況を出し合い、共有しました。この会議を終えてすぐに、今度は中央の災害対策本部会議がオンラインで開かれ、石川、富山、新潟の党と本部を結び、被災地の情報共有と対策の検討が行われました。

本部の会議では、まず、被災地の実態を急いでつかみ、細かくニーズを掴むこと、志賀原発の詳しい情報をきちんと出させること、直ちに、被災者支援の募金活動を全党的におこなうこと、を確認しました。