今回の総選挙で、富山3区の野党共闘は新たなステージへ
昨日行われた衆議院議員選挙で坂本ひろしは44,214票、得票率21.4%を獲得しましたが、議席には届きませんでした。ご支援いただきました皆様に感謝申し上げます。選挙戦の中で感じた「政治を変えて欲しい」という有権者の強い願いをしっかり受け止めて、引き続き取りんで行きたいと思います。
今回の得票は、当選挙区(小選挙区では富山3区、中選挙区時代は富山2区)での日本共産党候補が獲得した過去最高の得票となり、得票率も最高となりました。勝利を目指した戦いでありこれで良しとするものではありませんが、これまでになく多くの方々のご支持をいただき、獲得した誇るべき成果です。
これは、6年間の「市民と野党の共闘」の取り組みを通じて築いた共同のたたかいの成果でもあります。2015年以降、高岡市や射水市を中心に政党では社民・共産を軸とする安保法制反対の共同行動・デモが繰り返し行われ、それを土台に2017年の総選挙では一定の協力が行われました。
今回の選挙は、この間の取り組みがさらに発展し、本格的な選挙共闘となりました。社民党富山県連から支持をいただき、れいわ新選組勝手連とやまや立憲パートナーズの皆さんなど多くの力を結集し、これまでにない新たなステージでの戦いになりました。共に戦った「同志」とも言える仲間ができました。
歴史はシグザグに進むものですから、野党共闘も選挙も今回の結果だけで単純に裁断するわけにはいきません。気候変動や格差の問題などは一時の政策課題ではなく、地球規模、人類史的規模の巨大な課題として目の前に浮上しており、今回の選挙結果に一喜一憂はしていられないなと思います。
これからの社会をになう若い世代、またこれから生まれてくる人たちに、この地球環境とより公平で一人一人が尊重される人間社会を手渡す仕事が山ほど残されています。引き続き、前を向いて一歩一歩すすんで行かなければなりません。
比例代表では藤野やすふみ候補を落選させてしまい、痛恨の結果となりました。富山にとっても宝の議席である藤野さんの議席を失い巨大な損失です。次回総選挙で必ず再選を勝ち取るために、直ちに戦いは時まります。来夏の参院選での躍進と一体にして準備を開始しなければなりません。
少し休憩をして、また頑張っていきましょう。